UpDate 2005.09.14



JR阪和線 杉本町〜浅香間にて

1972(昭和47)年3月の新幹線岡山開業の際、東海道・山陽線で使用していた
113系冷房車を転用して新設された新快速用として、阪和線に投入されました。

その際、東海道・山陽線に投入された153系と同じ塗装に塗り替えられ
ブルーライナーの愛称をいただき、天王寺〜和歌山間を途中鳳のみの停車で
最速46分で結び、阪和線のフラッグシップとなりました。

しかし、鳳のみでは使いにくいのか停車駅が増加する一方でして
1978(昭和53)年10月の紀勢本線新宮電化の際に新快速は廃止となり
本家153系が廃車となり消滅した後も阪和・紀勢線カラーとして残りました…。

しかし、221・223系の投入により和歌山から先に追いやられ
更新工事を行った車両に置き換えられた結果、2005.04.10を以って
阪和・紀勢線からブルーライナーは引退する事になりました…。


全国標準化を推し進めた国鉄時代、数少ない地域ローカル色でありました…


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